受験規約
1 総則
次世代児童思考力検定(以下「本検定」)は、一般社団法人創造的教育協会(以下「協会」)が実施する思考力の測定を目的とした検定試験です。この受験規約(以下「本規約」)には本検定の申込者および受験者が遵守すべき義務が定められており、申込者および受験者は申し込みの時点において本規約の内容を理解し、遵守に同意したものとみなされます。なお、本検定の申込方法その他、受験に関する最新の情報については本検定公式ウェブサイト(https://www.shikoken.jp)をご確認下さい。
2 定義
1.受験資格
(1)各級とも、満12歳に達し最初の4月1日を過ぎるまでの個人のみが受験することができます。受検年齢に関する下限はありません。また、受験履歴に関係なくどの級でも受験することができます。
(2)受験の際は受験者の保護者またはその代理人が申込者として、本規約および本検定公式ウェブサイトで受験上の案内、注意事項等を確認の上、受験が可能かどうかを判断して申し込みを行って下さい。
(3)以下に掲げる自由に該当する場合、協会は本検定の申し込み、または受験をお断りすることがあります。その際、検定料の返金、受験資格の次回以降への振り替え、また他者への振り替え(以下総称して「振り替え」)はできません。
① 申込内容に虚偽の記載が認められたとき
② 検定料の支払いを怠った、または支払いを怠る恐れがあると協会が
判断したとき
③ 本検定を利用して第三者の権利を侵害し、または違法行為をなすおそれが
あると協会が判断したとき
④ 申し込みが、思考力を測定するという本検定の目的から逸脱していると
協会が判断したとき
⑤ 申込者、あるいは受験者が反社会的勢力に属している、または関係があると
認められるとき
⑥ 協会職員その他の関係者に対して、暴力的行為を行い、合理的範囲を超える
負担を要求し、または脅迫的言辞を用いたとき
⑦ 風説を流布し、または偽計もしくは威力を用いて、協会の信用を毀損または
業務を妨害したとき
⑧ 本規約に違反する行為があったとき
⑨ その他、協会が不適当と判断したとき
2.留意事項
(1)各級の検定料、検定時間、検定の程度等の概要を確認の上、申込方法の手順に従いお申し込み下さい。
(2)申込手続きの際は、受験者の保護者またはその代理人が申込者として手続きを行い、申込者と受験者の情報(氏名・住所等)を記入、または入力(以下「登録」)して下さい。登録された情報の受験者以外による受験は認められません。
(3)海外在住の方でも、検定日当日に会場で受験が可能な場合はお申込みいただくことができます。ただし、検定結果の送付先住所は日本国内の住所のみ登録することができ、海外への送付は行いません。
3.キャンセル・変更・同一回検定内での重複受検
(1)検定料が支払われて以降、受験級・受験会場等の申込内容の変更および取り消し・返金、振り替えはできません。
(2)同一回において本検定の同一級を重複して受験することはできません。受検された場合はその回の全ての受験資格が失格となり、返金や振り替えもできません。
4.受験会場
(1)受験会場名・所在地等の詳細は、申し込み前に本検定公式ウェブサイトにてご確認下さい。
(2)受験会場の中には、当該会場の管理者が認める関係者(内部生)以外からの申し込みができない会場があります。申し込み前にご確認下さい。
(3)受験会場が定員に達した時点で、当該会場での受験申込の受付を停止します。
5.受験申込証
(1)検定料の支払い終了後、登録されたメールアドレス宛に受験申込証を発行します。
(2)検定日までに受験申込証に記載の内容、注意事項等を必ず確認して下さい。
(3)受験申込証が届かない場合、または破損・紛失した場合は本検定公式ウェブサイトの「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせ下さい。
3 受験
1.持参物
(1)必ず持参するもの
① 受験申込証
受験会場受付にて受験申込証の提示と引き換えに受験票をお渡しします。受験時には受験票を試験監督者に見えるよう机上に掲示して下さい。
② 筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)
(2)必要に応じて持ち込み・使用が許可されるもの
① 眼鏡・補聴器等、視聴覚の補助具
② 時計(音が出ないもの。携帯電話、スマートフォンの他、通信機能を持つ端末を時計として使用することは禁止)
③ 座布団
④ ティッシュペーパー、無地のハンカチ
(3)使用禁止のもの
以下のものを受験時に使用することを禁止します。受験会場が指定する受験室内(以下「教室内」)に持ち込む場合は試験監督者の指示のもと、かばんに収納して下さい。健康上の理由等、やむを得ない事由により受験時の使用を希望する場合は申込締切日までに協会へ申し出て使用許可を得た上で使用しなければなりません。
① 携帯電話、スマートフォンその他のモバイル端末、ウェアラブル端末
② 撮影・録音・録画のできる機器
③ ストップウォッチ
④ その他音の出る機器
⑤ 辞書、参考書、問題集、ノート
⑥ その他協会が検定に不必要と認めるもの
(4)会場内での貴重品、現金、手荷物、携帯品等の管理は受験者またはその保護者自らにより行って下さい。盗難、紛失等が生じた場合、会場および協会は一切の責任を負いかねます。
2.受験会場への来場
(1)来場の際は、公共交通機関、または近隣の駐車場等をご利用下さい。近隣の迷惑になるような送迎、駐停車等はご遠慮戴くようお願いいたします。悪質な場合は受験をお断りすることがあります。
(2)受験申込証および受験票、会場掲示物に記載された注意事項・禁止事項を確認の上、厳守して下さい。また試験監督者ならびに会場係員の指示に従って下さい。
(3)教室内では検定開始前であっても問題集・参考書等の閲覧や、携帯電話・スマートフォン等の電子機器の操作はできません。
3.受験日時
受験会場により受験日時が異なります。申し込み前に本検定公式ウェブサイトにて確認の上、会場が指定する日時で受験して下さい。
4.インフルエンザ等その他の感染症
インフルエンザやその他の感染症(学校保健安全法施行規則第18条に定められた感染症)に罹患している、もしくは罹患の疑いがある場合は、まん延防止のため、受検を控えてください。ただし、その場合でも検定料の返金や振り替えはできません。
5.受験上の配慮に関する申請
車椅子で受験される方や身体的・精神的な理由によって受験上の配慮を希望される方は、申込締切日までに協会へ申請を行って下さい。なお、車椅子で受験可能である会場については検定公式ウェブサイトに掲載しておりますが、それ以外の内容については対応できない場合があります。
6.遅刻への対応
受験当日の受付終了時刻に遅れて来場した場合、受験することはできません。この場合、検定料の返金や受験資格の振り替えもできません。
7.試験監督者への質問
検定問題の内容についての質問には、一切お答えできません。
8.第三者による受験の禁止
検定日当日に本検定を受験できるのは申込時に登録された受験者本人のみです。第三者による代理受検および受験する権利の譲渡を禁止します。受験当日に受験者が本人でないと認められた場合、受験者本人および当該する第三者のその回の全ての受験資格が失格となり、返金や振り替えもできません。
9.迷惑行為・不正行為に関する対応
以下に掲げる行為に該当する場合には、失格・退場とし、今後の受検をお断りすることがあります。この場合、答案用紙の採点はできません。また、返金や振り替えもできません。
(1)検定問題の撮影や複写など、漏洩にあたる一切の行為
(2)検定に対する妨害行為(暴力行為・器物破壊など)
(3)他の受験者への迷惑行為(私語や独り言、会場内での写真・動画撮影など)
(4)不正行為
① カンニング(検定中に参考書・手書きメモなどの資料を使用するなど)
② 他の人物になりすましての受験および代理受検
③ 検定中に援助を与えたり受けたりすること(他の受験者に解答を見せる、
他の受験者の解答を見るなど)
④ 検定中の携帯電話・スマートフォン・モバイル端末の操作(通話・メール・
カメラおよびその他全ての機能)
⑤ その他電子機器の使用(電子辞書・ノートパソコン・ウェアラブル端末など)
⑥ その他不正とみなされる行為や疑わしい行為
(5)受検者および付添者が試験監督者または会場係員の指示に従わないとき
10.途中退室
(1)原則として検定時間中の途中退室はできません。
(2)体調その他の事由により、やむを得ず途中退室する場合は、試験監督者に申し出て退室してください。このとき、問題用紙は持ち出すことができません。
11.問題・答案用紙
(1)検定開始前に問題・答案用紙を配布しますが、試験監督者の合図があるまで決して中を見ないようにして下さい。
(2)検定終了後に問題・答案用紙を回収します。持ち帰ることはできません。
12.検定会場における撮影・録音・録画の禁止
検定を実施する教室内における一切の撮影・録音・録画を禁止します。
13.協会による検定中の記録
(1)協会は、厳正公平な検定実施、検定の質的向上および調査研究等の目的で、検定時の状況を記録(録画、録音)することがあります。記録された情報は、法令に定められた特別な場合を除き、第三者に開示することはありません。
(2)前項によらず、広報の一環として、受検時の状況を撮影(静止画)する場合があります。撮影した画像を使用する場合は個人が特定できないよう慎重かつ適切に画像処理を行います。
4 受験後
1.検定問題漏洩の禁止
検定問題の複製および検定問題の全部または一部を協会の許可なく他に伝え、漏洩することは一切禁止いたします(インターネット等に掲載・投稿することを含みます)。
2.合否結果
検定終了後、約30日後に登録された住所に検定結果資料を発送します。未着の場合や郵送途中の汚損・破損等がある場合には、検定日より90日以内に本検定公式ウェブサイトの「お問い合わせフォーム」よりお申し出下さい。期日を過ぎたお申し出には応じられません。なお、電話・メール・FAX等での合否結果の照会には応じられません。
3.異議申し立ての禁止
解答内容の公開や問題・答案用紙の返却には応じられません。
5 その他一般条項
1.禁止事項の遵守
(1)申込者および受検者(付添者を含む)は、本検定公式ウェブサイトや受験申込証、受検票等で示される禁止事項を遵守するものとします。
(2)申込者および受検者(付添者を含む)による行為が前項の禁止事項に該当する場合、協会は本検定の受検を認めない場合があります。また、受検者が本検定の受検後に前項の禁止事項を行ったことが判明した場合、協会は、合否結果開示・送付停止、または合格認定の取り消しを行うことがあります。これらの場合も返金、振り替えはできません。
2.免責事項
(1)不測の事態(天災地変、感染症の流行等)が発生した場合は、受検者の安全を考慮して検定を延期または中止することがあります。この際の対応については本検定公式ウェブサイトへの掲載等を通じてお知らせいたします。
(2)前項の他に、協会が検定の中止、変更、遅滞をせざるを得ない場合、または適正な採点、評価が行えない等の不測の事態が生じた場合、協会は、必要な措置を講じるものとします。
(3)次の各号について、協会は一切責任を負いません。
① 申込者および受検者(付添者を含む)間のトラブル
② 検定会場内および検定会場への往復途上における受検者(付添者を含む)の事故、体調急変またはそのおそれ
3.損害賠償
申込者および受検者(付添者を含む)は、本検定受検にあたって協会または第三者に損害を与えた場合、その損害について賠償するものとします。
4.責任の制限
いかなる場合においても、協会が受検者に対し負う責任は、当該受検者が実際に支払った検定料額を上回るものではありません。また申し込みにかかる費用や、検定会場へ往復するための交通費・宿泊費等について、当協会は補償しません。
5.秘密保持
(1)申込者および受検者(付添者を含む)は、本検定の申し込みおよび受検にあたって協会から開示された、または知り得た営業上・技術上の秘密情報を、第三者に開示・漏洩してはならないものとします。
(2)前項の規定は申込者および受検者(付添者を含む)の本検定に関するサービス利用期間が終了した後も有効とします。
6.再委託
(1)協会は、本検定の申込受付から結果通知に至るまでの業務を円滑に行うため、それら業務において必要な範囲で、協会が指定する委託先に委託できるものとします。
(2)前項のとおり委託するにあたり、協会は委託先に対し、協会が申込者および受検者に対して負う秘密保持義務と同等の義務を負わせ、適切に監督するものとします。
7.知的財産権
(1)本検定に関する著作権等の一切の知的財産権は協会に帰属します。また、本検定は日本の著作権法およびその他関連して適用される法律等によって保護されています。
(2)本検定の受検に際して申込者および受検者等に提供される資料(以下単に「資料」)の著作権は協会に帰属します。また、これら資料は日本の著作権法およびその他関連して適用される法律等によって保護されています。
8.個人情報の取り扱い
(1)個人情報の取り扱いについては、本検定公式ウェブサイト内「個人情報保護方針」のとおり行うものとします。
(2)本検定の申し込みにあたって必要な個人情報が提供されない場合、検定申込・受検・採点・結果通知等ができない場合があります。
9.本規約の変更
協会は本規約を予告することなく変更することがあります。当該変更については、本検定公式ウェブサイトまたは協会発行の各媒体に掲載された時点より効力が生じるものとします。
10.準拠法
本規約の成立、効力、履行および解釈については、日本法が適用されるものとします。
11.管轄
本検定の申し込みおよび受検、ならびに本規約の内容に関連して訴訟が生じた場合には、訴額に応じ、高知地方裁判所または高知簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
6 附則
本規約は令和6年1月1日より施行します。
